同仁医薬化工株式会社

先輩
インタビュー

Interview

問題を一つ一つ解決し、良い製剤に近づいた時の喜び

Y.H

研究開発部門 研究部 所属 / 2021年入社

Q1現在の仕事内容を教えてください

貼付剤や外用液剤の製剤開発を担当しています。
目標とする製剤プロファイルを達成するために、処方の考案、試作、分析等を行っております。
特に、処方の考案は、一筋縄では行かないため、先輩方とのディスカッションや試作を繰り返しています。また、大学との共同研究を通して、製剤プロファイルの評価系確立などにも取り組んでいます。

とある日のスケジュール
One day schedule

出社

メールチェックやその日に行う実験を確認します。

実験開始

基本的には製剤の分析を行いますが、貼付剤の試作なども行います。

昼食

会社の食堂で、先輩や同期と昼食をとっています。

実験再開

次の日に持ち越さないよう、効率よく進めることを心がけています。

分析や試作の結果についてディスカッション

周りの方々と意見を交換し、研究テーマへの理解を深めています。

データの整理や文献調査

分析結果の考察や試験計画書・報告書の作成を行います。

退社

翌日の実験準備を行い退社します。

Q2入社の動機について教えてください

大学院では、生命科学を専攻し、基礎研究を行ってきました。
未知の生体メカニズムを明らかにしていく楽しさを感じていましたが、就職活動を進めていく中で、応用的な研究にも興味が湧きました。会社説明会で、当社が薬物の皮膚透過性に関する研究に注力していることを知りました。
製剤開発に携わりながら、大学院で学んだ生命科学を活かすことができるのではないかと考え、入社を決意しました。

Q3この仕事をしていてやりがいや喜びを感じた時のエピソードを教えてください

研究室スケールの試作では問題がなかったにも関わらず、実生産スケールでは上手く製造出来なかった経験があります。
その際に、先輩方と討議を繰り返し、分析を重ねることで、原因を解明しました。最終的には、実生産スケールでもより良い製剤を作り上げることができました。
問題を一つ一つ解決し、患者さんから喜んで頂けるような製剤に近づいた時に喜びを感じます。

MESSAGE

素晴らしい薬効を発揮する薬物でも、患部へ効率よく送り届けることが出来なければ意味がありません。
製剤開発は、患者様へより良い治療薬を届ける上で必要不可欠です。
同仁医薬化工では、貼付剤だけでなく、外用液剤や経口剤の製剤開発も行っており、様々な剤形の開発に携わることができます。
製剤開発に興味のある方は、是非一緒に研究しましょう。